榊原郁恵・レコード復刻希望

〜こだわり about 郁恵 (1) 第二付録 〜こんなにあるぞ、郁恵の「名盤」〜

  ここに、優先順位つきで、榊原郁恵の廃盤レコード (一部廃盤になっていないものがあるかも知れません、あったら教えてください) のうち、復刻を希望するものを挙げます。 なお、注記のないものはすべてアルバムです。 敬称は略させていただきましたので、ご了承ください。 ご覧になって、ご意見、ご感想、これだけは言いたい! などございましたら、 「IKUEちゃん共通掲示板」または予備の掲示板に書き込んでくださいね。
榊原郁恵・レコード復刻希望
優先順位 タイトル 簡単な解説
高(必須) 『JUKE BOX DREAMIN'』 1981年11月。オリジナル・アルバム(シングル作品なし)。
'60年代ポップス調の曲を集めたもので、 彼女のリズム感のよさと、この頃から発揮されはじめた歌のうまさをうまく引き出している。
今からシングルカットしても、と思われる「Goin' on Boogie」をはじめ、 「嘘は罪ね」「内気なプロポーズ」……と名曲が多い。 全曲のアレンジを故・大村雅朗が担当。朝日新聞の推薦新譜にも登場。 ファンの間での人気No.1アルバムです。
高(必須) 『VARIETY BOX』 1982年11月。ハーフ・ベスト・アルバム(シングルA面4曲+その他6曲)。
多くの榊原郁恵ファンがシングル・カットを熱望した 「雨の鎮魂歌(レクイエム)」のオリジナル・ヴァージョン (矢島賢編曲) と、 「東京聖夜(Tokyo Holy Night)」の両曲を収録しているうえ、 「イエスタディ ドリーマー」「ひき潮」「雨音に口づけを」とシングル作品にも名曲が並ぷ。
高(必須) 『虹彩(にじいろ)』 1983年6月。先行発売のシングル作品A・B面各1曲を含むオリジナル・アルバム。
山川恵津子と榊原郁恵の相性が抜群で、林哲司、若草恵らの名アレンジもあって、 榊原郁恵の「さわやかな」"郁恵流泣き節"を完成に至らしめた、記念碑的名盤。
ジャケット写真も彼女の「ナチュラル」な魅力にあふれ、大変話題になった。
また、のちの今井美樹のコンセプトを5年以上先取りした意味でも、その価値は高い。
シングル・カットした作品 (「ガラス色の午後」) の選択を誤ったのは大きな誤算だったが、 「海岸線便り」「あきらめたはずなのに」「波打ち際」「わかって My Love」……と 大変名曲が多い一枚。
『Wandering Paradise』 1984年6月。「雨の鎮魂歌(レクイエム)」のシングル・ヴァージョン (川口真編曲) と そのB面曲を含むオリジナル・アルバム。
彼女は、これ以来オリジナル・アルバムをリリースしていない。何とも残念なことだ。 なんといっても大作バラード「Remember Love Again」の歌唱が絶品。 若草恵のアレンジのサポートを得て、彼女の歌唱力の広がりを再認識させられる。 ほかにタイトル曲など、彼女の「おんな」としての魅力が存分に味わえる。 朝日新聞の推薦新譜にも登場。
『郁恵の季節』 1978年4月。シングルA面・B面各2曲を含むオリジナル・アルバム。
榊原郁恵のオリジナル・アルバムとしては最高の売上を誇る (5万枚売れた) 。
「甘いお話しもう一度」や「雨上がりのフリーウェイ」 (この頃からアレンジに若草恵を使っている!) など、 当時の彼女の魅力を存分に生かした曲がたっぷり。
『5 Years』 1982年1月。オリジナル曲2曲を含むベストアルバム。 彼女の歌手生活5周年記念として発売された、3枚組みベストアルバム。オリジナル曲が 「微笑の翼」「風のノスタルジア」ともに名曲なのに加えて、1977年から1981年までの 5年間のシングルA面曲がすべて収録された、記録として貴重なアルバムである。
『etrangere(エトランジェール)』 1982年8月。オリジナル・アルバム(シングル作品なし)。
フレンチ・ポップス・イメージの曲を集めた一枚。 「エトランゼ・アムール」を筆頭に、「9月の旅人」「哀しみのTreno」と、 こちらも名曲には事欠かない。
『不思議ね(C'est Drole)』 1980年1月。オリジナル・アルバム(シングル作品なし)。
ファンの間で大変な物議(賛否両論)をかもしだした「問題作」。 彼女の半永久的(?)課題曲ともいえるタイトル・チューンをはじめ、 「紅い花」「This is Hot(燃え尽きるまで)」……と、 当時の彼女がきっと途方にくれたものと思われる曲が並ぶ。
その中に、「静かに愛して」のようなきれいな曲や、 「SWEET SUNNY SIDE UP」「灼熱魔術団」のような楽しい曲も。
『輝いて 輝いて』 1980年4月。シングルA面2曲、B面1曲を含むオリジナル・アルバム。
前作への批判を和らげるためか(?)、彼女のオリジナル・アルバムとしては、 前作との最短間隔わずか3ヶ月で発売された。 《尾崎亜美症候群》が立派に出現している「レイニー・ガール」 (これはシングルにしなくて大正解だった) といった曲のほか、 タイトル・チューンや、「愛の旅立ち」「Do You Remember」「夏のイマージュ」など。 ファンの間では結構人気があります。
『BLUE SKY』 1983年11月。ハーフ・ベスト・アルバム(シングルA面4曲+その他6曲)。
ジャケットに郁恵の姿が存在しないところに、スタッフの苦悩の色が見て取れる。 鷺巣詩郎のアレンジと伊藤アキラの歌詞にすっかりノせられた 「哀愁のシェルブール」が愁眉。 ほかに微美杏里(=女優・藤真利子)の詩の世界が楽しめる「白い風景」など。
『LOVE TIME TRIP』 1980年9月。オリジナル・アルバム(シングル作品なし)。
三浦徳子・船山基紀(作・編曲! 非常に珍しいこと)コンビによる、 「マシンガン・シティー」「おいしい水」の2曲がよい。 ほかに、「悲しきバラライカ」「シルバー・ラグーン」など。

結局、優先順位「低」までいくと、少なくとも4年目以降のオリジナル・アルバムで CD化されていないものはすべて挙がってしまっているのですが、 まあそれだけ質が高い、ということで、ご勘弁いただければ。 それでは、 ホリプロダクション様、日本コロムビア様、どうぞよろしくお願い申し上げますm(_ _)m。 これらの名盤を埋もらせないようにするためにも。
 
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1999.01.04作成 2003.05.09更新
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